医療用新型酸素マスク shenpix New Oxygen Mask
※現在、固定用のゴム紐は1本仕様となっております。
呼気を排出しやすく、
口唇や口腔の乾燥を防ぐ設計
口部カバー:呼気の湿度を利用して、口部分の乾燥を防ぎ、ウィルスの侵入を防止
鼻部分(吸気)と口部分(呼気)を
分けるパーテーション
呼気を排出しやすいように開口部を設けました
酸素をマスク内に送り込むコネクターを改良し、認証取得
2018年5月28日改良した新型コネクターでの認証を取得。供給される酸素が鼻に直接向かう事で、目尻方向への酸素漏れや酸素の拡散を防ぐ為、高濃度の酸素を効率的に吸引できます。
日本・アメリカ・EU28ケ国、中国他で形状意匠登録済
こんなケースにNew Oxygen Maskの使用は如何でしょうか
New Oxygen Maskの製品仕様
高さ | 幅 | 奥行 | 酸素チューブ | 材質 |
113 | 92 | 70 | 長さ200cm1本 | PVC(塩化ビニル樹脂) |
※記載の寸法は標準寸法で、実際の寸法とは異なることがあります
従来の酸素マスクは、酸素マスク内に二酸化炭素が貯留しないよう、酸素の流量を4~5リットル/分以上に設定することが推奨されていました。酸素流量が少ないと、酸素より重い二酸化炭素はマスク下部に貯留していき再吸入してしまうためです。
人がはき出す(呼気に含まれる)二酸化炭素の量は38,000~50,000ppmと言われます。マスク内では拡散して薄まりますが、依然2,000~3,000ppmが残留し、それを再び吸い込んでいます。これは厚生労働省が定める建築物環境衛生管理基準上限値(1,000ppm)をはるかに超える数値です。
New Oxygen Maskがこの問題を解決
注意:口呼吸しかできない人は使用できません
及び他社マスクB(密閉型) 性能比較テスト
New Oxygen Mask(NOM) と 他社マスクA(マスク表面開放型)及び他社マスクB(密閉型)内酸素濃度を外部(肺の位置相当)での比較テストを実施する。(連続吸引または断続吸引有り)
手段・方法
酸素ボンベとガス混合器のシステムを使用する。酸素ガス(濃度100%)の混合器出力圧力は、50kPa。センサ冶具コネクタ側オープン。
- 各マスク内に流量5L/分の酸素ガス(濃度100%)を供給し、顔人形の鼻又は鼻と口に挿入したチューブを介してコンプレッサー連続運転と流量調節器により、流量6L/分の気体を吸引し、コンプレッサーの吹き出し口に冶具に固定した酸素センサーをあて、酸素濃度を測定。
- 各マスク内に流量5L/分の酸素ガス(濃度100%)を供給し、顔人形の鼻又は鼻と口に挿入したチューブを介してコンプレッサー断続運転(2秒ON3秒OFFの繰り返し)流量調節器により、ON時流量6L/分の気体を吸引し、コンプレッサーの吹き出し口に冶具に固定した酸素センサーをあて、酸素濃度を測定。
- 各マスク内に流量3L/分の酸素ガス(濃度100%)を供給し、顔人形の鼻又は鼻と口に挿入したチューブを介してコンプレッサー連続運転と流量調節器により、流量6L/分の気体を吸引し、コンプレッサーの吹き出し口に冶具に固定した酸素センサーをあて、酸素濃度を測定。
- 各マスク内に流量3L/分の酸素ガス(濃度100%)を供給し、顔人形の鼻又は鼻と口に挿入したチューブを介してコンプレッサー断続運転(2秒ON3秒OFFの繰り返し)流量調節器により、ON時流量6L/分の気体を吸引し、コンプレッサーの吹き出し口に冶具に固定した酸素センサーをあて、酸素濃度を測定。
テスト結果
テスト結果一覧表(吹き出し口とセンサー間:1cm)
マスク供給O2流量 | マスクからの吸引流量 | コンプレッサー ON/OFF | NOM内酸素濃度[%] | 他社マスクA(マスク表面 開放型)内酸素濃度[%] | 他社マスクB(密閉型)酸 素濃度[%] |
5L/分 | 6L/分 | 連続ON | 54~56(55.3) | 40~52(48) | 46~48(47.4) |
5L/分 | 6L/分 | 2秒ON3秒 OFFの繰り返 し |
59~62(60.1) | 42~51(49.3) | 52~55(54.3) |
3L/分 | 6L/分 | 連続ON | 50~52(51.4) | 29~38(38.3) | 37~40(39.4) |
3L/分 | 6L/分 | 2秒ON3秒 OFFの繰り返 し |
56~59(58.3) | 31~37(33.2) | 39~47(45.2) |
※()内は写真記録値
試験装置全体
吹出口のセンサーの間1cm
NOMテスト
他社マスクA(表面開放型)テスト
他社マスクB(密閉型)テスト
O2&CO2比較テスト
注.New Oxygen Mask(NOM)は呼気をマスク外に排出するためマスク内にCO2が貯留しないため測定は不要。
測定方法
- マスクへ3L/分の酸素供給、コンプレッサーにより6L/分吸引(ON 2秒 OFF 3秒の繰り返し)、OFF時マスク内へ呼気を吹き込み、コンプレッサー排気にO2&CO2センサーをあて、O2&CO2濃度測定。
- マスクへ5L/分の酸素供給、コンプレッサーにより6L/分吸引(ON 2秒 OFF 3秒の繰り返し)、OFF時マスク内へ呼気を吹き込み、コンプレッサー排気にO2&CO2センサーをあて、O2&CO2濃度測定。
測定結果
No | 酸素供給 | 他社マスクA(マスク表面開放型) | 他社マスクB(密閉型) | 備 考 | ||
O2濃度 | CO2濃度 | O2濃度 | CO2濃度 | |||
1 | 3L/分 | 31.5~35.7% | 1132ppm | 27.4~29.6% | 3060ppm | ON/OFF開始5分後に測定 |
2 | 5L/分 | 41.1~47.1% | 1289ppm | 34.5~39.6% | 3957ppm | ON/OFF開始5分後に測定 |
注.CO2濃度データについては、酸素供給3L/分での測定の後、5L/分測定結果が出るまで時間のかかる測定であったため5L/分測定時の実験室内のCO2濃度が上昇し、これが5L/分のCO2濃度測定値に若干影響したものと考えられる。
O2&CO2測定センサー
他社マスクA(表面開放型)へ通常の呼吸で呼気を吹き込む
他社マスクB(密閉型)へ通常の呼吸で呼気を吹き込む